Agency for Supporting-Partners of Concrete Technology
本NPO法人ASCoTは、平成13年(2001年)に発足以来20年以上の活動を継続するに至りました。
ここに、理事長より一言ご挨拶申し上げます。
本法人の歩みの概略を以下に記します。
昭和 61 (1986)年 コンクリート検査・補修研究会(IRC)として活動を開始
平成 3(1991)年 同研究会(IRC)を 正式研究会として発足 。
平成 13 (2001)年 特定非営利活動法人・コンクリート技術支援機構(ASCoT) 設立
本法人は、建設分野のコンクリート技術を主体に広く社会に貢献することを目的として、調査・研究および技術開発と、その支援活動を展開し、得られた成果をもって不特定多数の個人・団体を対象に第三者的な技術評価・支援および助言を行い、社会教育と技術の伝承に寄与する活動を続けてまいりました。
また、構造物の品質改善と耐久性・耐震性の確保に尽力し、検査診断・補修補強・維持管理や環境保全に関する諸活動を進め、地域の安全と健全な街づくりを推進するとともに、文化財建造物の調査・保全活動を実施してきました。
本法人の活動は上記のように、技術開発・啓発からから文化財保護・地域安全そして人づくり・まちづくり等まで多岐にわたります。
現在では、部会の組替え等を経て、技術部門の組織として維持管理部会(検査診断部会、補修部会を統合)、UAS(空撮)委員会、橋梁委員会、小径計ドリル型削孔試験機研究会などが、また社会支援の組織として教育・技術支援委員会が、受託事業に関わって耐震性能評定委員会が、その他、法人内外のコミュニケーションを深める場として広報委員会(メールニュース発行など)や将来ビジョン懇談会が活動しています。
令和2年から始まったコロナ禍の影響で対面での活動が制約され、残念ながら活動が停滞気味になっていましたが、理事会を中心とする会員各位のご協力もあり、オンライン会議からハイブリッド会議等の導入へと、徐々に活動が戻りつつあるように思います。
また、当法人の伝統を守りつつも若い世代の感性と活力を導入する新たな改革(仮称・若手の会の発足)を目指した検討も進んでいる状況です。
基本的にボランティアの方々による本法人の社会貢献活動ですが、先の見えない社会の動向に対応しつつ、より活発なNPO活動が展開できるよう,
会員はもちろん地域社会の皆さんと共に協力して活動を進めていければと思います。
引き続き温かいご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。